山崎 裕
Yutaka Yamazaki
1940年、東京生まれ。1963年日本大学芸術学部映画学科撮影専攻コース卒業。 長編記録映画「日本の華 浮世絵肉筆」(中村正義・小川益夫共同監督) で24才の時にフィルムカメラマンとしてデビュー。 その後、記録映画、CM、TVドキュメンタリー等で活躍。 |
主なTV作品
MAIN WORK (TV)
「印度漂流」(1994/演出兼務/文化庁芸術作品賞、ギャラクシー奨励賞) |
「20世紀黙示録 もの食う人びと」(深作欣二演出/ATP'97グランプリ) |
「なぜ隣人を殺したか ~ルワンダ虐殺と扇動ラジオ放送~」(五十嵐久美子演出/1998イタリア賞グランプリ、ATP優秀賞) |
「死刑囚 永山則夫 〜獄中28年間の対話~」ETV特集 (堀川恵子演出/2010ギャラクシー大賞) 等。 |
主な映画作品
MAIN WORK (FILM)
「ワンダフルライフ(After Life)」(是枝裕和監督/1999) で初めて劇場用映画を手掛け、以降「Distance」(2001)、「誰も知らない」(2004)、「花よりもなほ」(2006)、「歩いても歩いても」(2008)、「奇跡」(2011)、「海よりもまだ深く」(2016) と是枝作品の多くを担当した。 河瀬直美監督作品に、「沙羅双樹」(2003)、「Shadow」(2004)、「狛 ~Koma~」(2010)、「2つ目の窓」(2014)。 その他の監督との作品に、「カナリア」(塩田明彦監督/2004)、「ハリヨの夏」(中村真夕監督/2006)、「たみおのしあわせ」(岩松了監督/2008)、「俺たちに明日はないッス」(タナダユキ監督/2008)、「焼肉ドラゴン」(鄭義信監督/2018)、「COMPLICITY」(近浦啓監督/2018)、「千夜、一夜」(久保田直監督/2022) 、「ゆめのまにまに」(張元香織監督/2022)等がある。 2000年、カメラマン・田村正毅、猪本雅三、照明・佐藤譲各氏とのコラボレーションによる監督のいない映画作りに参加。映画「短篇」の中の「Share」を担当した。 初監督作品「Torso ~トルソ~」(2010年公開) は、第33回香港国際映画祭国際評価連盟賞にノミネートされ、第28回トリノ映画祭インターナショナル・コンペティション部門に正式出品された。 |
受賞歴
AWARDS
昭和56年 日本映画テレビ技術協会 第11回小倉・佐伯賞 | 「雑誌「映画テレビ技術」に執筆した原稿「フィルムカメラマンのビデオ映像との出会い・・・Uマチックでドラマにトライする」によって」 |
平成 7年 テレビジョンATP賞' 95 特別個人賞 | 「カメラマンとしてのキャリアに対して」 |
平成14年 第28回 放送文化基金 個人賞 | 「カメラマンとしてのテレビドキュメンタリー番組発展への貢献」 |
令和2年度 |